上宇内薬師堂 瑠璃光山

 23年12月22日写楽        
    会津五薬師の一つに数えられる 木造薬師如来坐像・            ・ 
所在地: 会津坂下町大字大上字北村

その昔、会津磐梯山に住み付いた魔物が霧を漂わせ太陽の日差し奪い、作物に悪影響を与えるばかりか、その村人にまで害を及ぼし長い事村人たちは苦しめられていたとか・・・この事が、朝廷の耳に入ると朝廷は弘法大使・・・空海に、会津に参って村人の無病息災、五穀豊穣の祈願、法力をもって魔物を祓うよう命じたそうです。

言い伝えによると空海は、後にこの会津の地に参り、五穀豊穣・無病災害・心身堅固の祈願のため五体の薬師如来像を造立されたと云われているもの・・・安置するお堂まで完成されることなく、朝廷に呼び戻され帰京された後に、徳一上人が、東薬師慧日寺・西、上宇内薬師堂・中央薬師堂・北、北山薬師堂・南、野寺薬師堂と会津の地に五薬師のお堂を建立されたとか・・・。