真言宗松命山蓮華寺
下荒井観音

.................. 23年11月さ13日写楽                           
真言宗松命山蓮華寺・・・下荒井観音 聖観音菩薩・・・・・・・・・
                           祭礼: 117日 817
会津33観音 14番礼所 下荒井観音
            所在地: 会津若松市北会津町下荒井60
※御詠歌・・・高の山 よそにあらじの 下あらい さん鈷の 松に法の朝かぜ
ここ下荒井に御座います蓮華寺は、西暦1379年のころ仁範と言われる僧によって開山されたものらしく、またこの仁範と言う層は当時の会津藩主: 蘆名直盛公 自らのご指定にあった人物であるようです。・・・後に、この仁範は一時、 修行のために高野山への山籠もりを願って旅にでます。・・・その途中同じ旅をする老人と出会い、その旅老人より「高野山 よそにあらじ 下荒井三鈷の 松に法の朝風」と歌を読み聞かされ与えられることに・・・仁範 は、まさか観音さまの化身ではないかとこれまでの高野山への修行を諦め蓮華寺に引き返し寺門の繁栄に務められたと云われております。


※ここ下荒井観音堂は元々は、この下荒井地ては無く村北に存在していたものであるようで、妙法寺と言わる寺であったようです。 後に、西暦1624年〜1642年のころこの下荒井地に移され現在にあると言われます。・・・また、観音堂のみがこの位置に御座いまして蓮華寺は、明治初め頃の年に廃寺となっており残念なことに現在は存在しておりません。 どの様な寺にあったのか興味を持ちます。
●参りましたのは、231113日午後3時を過ぎておりまして小雨が降ったり止んだりの陽気の中での写楽にあり、写楽時の明かりも少し足りない状態でのものになりピンボケのようなもの。もう一度陽気の良い日に参り撮り直ししてまいりたいと思い帰って参りました。素人の成せる技ありです。