臨清宗妙心寺
左下観音
会津三十三観音戻る        ・  23年10月26日・写楽       
臨済宗妙心寺左下山・・・会津三十三観音21番礼所「左下観音」・・・聖観音菩薩
祭礼: 617日  別称・くびなし観音とも言われている。 所在地: 会津美里町大石(おおむろ)字左下り(さくだり)道下・・・。
◎福島県道23号線・・・会津高田〜上三寄線沿い美里町大石左下り、観音入り口から観音堂まで、徒歩10分〜15分程、車を利用して徒歩で5分程の位置に御座います。
※御詠歌・・・左下りは 岩に聳えて懸造り いつも絶えぬ 峰の松風     さくだりは いわにそびえてかげづくり いつもたえぬ みねのまつかぜ・・・
※左下観音は、西暦830年・天長7年に旅の曹徳一が建立されたものであるようですが、その作りは山岩に穿(うがち)して、・・・土台となる幾つもの穴を開け、その岩に張り付いたようにそびえ立つ三層作りの観音堂は、高さ15メートル、山岩にそって四方10メートルと言う・・・その周辺の状況から不思議な雰囲気を感じさせるお堂にございます。


西暦830年の天長7年の作りと言いますから・・・1000年以上もの古(いにしえ)より残ってここに聳えている事がうれしい・・・。西暦1358年・延文3年頃に会津の芦名時代、家巨であった富田裕義と言う方が大修繕されたとございましたが、現時代にしても修理されたりと幾度もあると思いますがお堂とその周辺の風景が何とも魅力敵でとても良いものです。